エサは3日に1度♪大人のズボら昆虫飼育講座【初心者もおすすめ】

理科の自由研究

昆虫大好き、くろーるです。

昆虫採集は、子供とのお手軽な遊びの代表ではないでしょうか。

場所もさほど選びませんし、近くの公園でもできます。

キャッチ&リリースが理想とはいえ、

家で飼いたい!!

という子供の願いは叶えたいもの。

とはいえ、結局、虫の世話をするのは親の仕事になるのは世の常です。

仕事もあるし、家事もあるのに、虫の世話まで手が回らない!

そこで、できるだけ手軽に、手抜き飼育でも昆虫たちを長生きさせる方法を教えます。

昆虫採集は好きだけど飼育は放置する息子を見かねた父親がたどり着いた、ズボら飼育ルーティーン!

ズボら昆虫飼育のスタンダード仕様これだ!!

まずは、基本仕様からご紹介します。

スタンダード仕様(アオカナブンver.)

【用意するもの】

飼育ケース、土、木炭、ペットボトルのキャップ

エサ:昆虫ゼリー

ほとんどホームセンターで揃えます。木炭はBBQの残りでOK。昆虫ゼリーの話は下の方に載せています!

写真のものはアオカナブンを飼育しているタイプで、これがスタンダード仕様になります。

特に、樹液を好む甲虫類には汎用性が高く、子供に人気の高いカブトムシやクワガタもこの仕様で飼育が可能です。

昆虫の足場・遊び場として木炭を使用することで、消臭効果も兼ねています。

昆虫の汚物や残りエサから発生する臭いを、相当レベル軽減ができますので、掃除の回数が減らせます。

エサはペットボトルのキャップに入れることで、交換が簡単になります。

また、昆虫の食べ散らかしもほぼ無くすことができて、ケースの汚れも少なく、清潔な状態が保てるのです。

エサの交換は3日に1度でOK!

毎日、エサを交換する必要はありません。

ただし、一度のエサの消費が多いカブトムシなどは配慮が必要です。

自然界でも毎日エサにありつけるわけではありません。

ほどほどの飢餓状態の方が、昆虫も長生きするような気がします。

霧吹きも、エサの交換時にするだけで十分です。

他の昆虫を飼育する場合でも、この基本仕様のマイナーチェンジに過ぎません。

他の昆虫に対応した飼育仕様は、このあとに掲載してますので参考にしてください。

【対応できる昆虫】

カブトムシ類
クワガタ類
カナブン・ハナムグリなどのコガネムシ類

青と黒のコントラストを愛でる!ルリボシカミキリ仕様

ルリボシカミキリ仕様

【用意するもの】

飼育ケース、木製チップ、木炭、ペットボトルのキャップ

エサ:昆虫ゼリー

木製チップはカミキリムシに似合うかな~という個人的趣味です。土でも全く問題ありません!

青と黒の模様が美しいルリボシカミキリ。

この美しい姿を長く鑑賞していたいと思いませんか?

ルリボシカミキリに限らず、カミキリムシの飼育での注意点は、スバリ霧吹き!

わが家では長らく、カミキリムシの長期飼育には失敗してきました。

過去にルリボシカミキリ以外でも、

  • アカハナカミキリ
  • ヨツスジカミキリ
  • トホシカミキリ
  • コバネカミキリ

カミキリムシ類の飼育を試みたものの、2~3日、早ければ翌朝には亡くなってきました。

そんなときに、うちの奥さんが一言。

水やったとたんに死ぬよネ~

そうです。

飼育ケースを作った仕上に軽く霧吹きをすることが、昆虫飼育の鉄則かと思っていました。

考えてみれば、カミキリムシは枯れ木を好み、乾燥には強いのかもしれません。

少し調べて見ると、だいたいのサイトには“飼育時には、ときどき霧吹き”と書かれています。

ただ、ある個人ブログに「エサだけで水分補給は十分」とあることを見つけたのです。

そこで今年は実験的に霧吹きを一切せず、昆虫ゼリーのみを与えています。

昆虫ゼリーを食べるルリボシカミキリ

すでに、ルリボシカミキリはわが家で3週間も元気に過ごしています。

その色が褪せることもありません。

後日、追加でルリボシカミキリを採集したので、同じケースで飼育していますが、こちらも2週間経過しているのです。

カミキリムシの寿命は、おおよそ2週間ともいわれます。

それを考えますと、長生きしてもらえてると感じます。

糞虫だって昆虫ゼリーで飼えます!センチコガネ仕様

センチコガネ(赤紫色ver.)

【用意するもの】

 飼育ケース・土・木炭・ペットボトルのキャップ

 エサ:昆虫ゼリー

糞をエサとしている糞虫(ふんちゅう)の代表・センチコガネ。

個人的には、赤紫色の体色をしたセンチコガネが好きなのですが、なかなか見つかりにくいです。

他のサイトを拝見すると、“糞をエサにして飼育をする”という無茶な記載もありますが、十分に昆虫ゼリーで飼育が可能です。

ただし、100円ショップやホームセンターに見かけるカラフルなものではなく、高タンパクなものが食いつき良く感じます。

昆虫ゼリーについては、のちほど解説しますが、白いものもしくは透明色のゼリーで探すといいでしょう。

一般の昆虫ゼリーよりは少しお値段しますが、採集したあとも長生きして楽しませてくれることを考えれば、コスパはいいでしょう。

かなりガッツリ食いつきます。

ここからは推測ですが、糞虫は高タンパク昆虫ゼリーでの飼育ができると考えます。

ダイコクコガネやゴホンヅノコガネなどのカッコイイ糞虫にも適用できるのはないでしょうか。

わが家では、まだ採集できていないので実績はありませんが・・・

エサをアカムシやかつお節で飼えます!アオゴミムシ仕様

アオゴミムシ仕様

【用意するもの】

 飼育ケース・土・木炭・ペットボトルのキャップ

 エサ:乾燥アカムシまたはかつお節

冷凍アカムシはすぐに腐るので食べません。乾燥アカムシはどこのホームセンターでも買えますし、安くて保存もしやすいですよ。

ゴミムシ類は、他の虫や獣の死がいなどに集まる“森の掃除屋”です。

また、夜行性でもあるので、昼間は草陰などに隠れる生活をしています。

とっても恥ずかしがりなので貴重なショットのアオゴミムシ

そのため、飼育ケースの仕様もスタンダード仕様から少し変えましょう。

紙コップを半分にしたものを設置して、隠れる場所を確保しました。

家にあるもので準備しているので、写真は白い紙コップですが、黒いものがあればその方がゴミムシも落ち着きます。

木炭の役割も、足場というより隠れ場所のひとつ。

もちろん、消臭効果も期待しています。

ゴミムシは、樹液を好む昆虫とは違い肉食です。

そのため、糞も強い臭いを発するので、木炭での消臭は効果的になります。

乾燥アカムシ

エサは、乾燥アカムシもしくはかつお節でも良く食べます。

エサ場としてのペットボトルのキャップに、湿らせたティッシュペーパーを詰め、その上にエサを置きます。

エサを食べると同時に、適度な水分補給も意図しています。

少しだけエサに霧吹きをすると、エサが匂いを発してゴミムシたちが寄ってきます。

モリモリとアカムシやかつお節を食べるシーンは、見応えがあります。

肉食昆虫は、自然界ではりいろいろな種類の生物を食べます。

できれば、乾燥アカムシとかつお節の両方を交代させながら与えると、食欲が落ちないように感じます。

隠れ場とエサやりに重点が変わる点が、スタンダード仕様とは異なる点ですね。

【対応できる昆虫】

オサムシ類

小さな昆虫を飼育する!クロマルエンマムシ仕様

クロマルエンマムシ仕様

【用意するもの】

 プラスッチックケース・枯葉・ペットボトルのキャップ

 エサ:昆虫ゼリー

枯葉はホームセンターで売ってるものを。拾ってくるものはダメ!ダニや菌が付いてる可能性があります。

小さな昆虫の飼育仕様として、クロマルエンマムシの飼育ケースをご紹介します。

クロマルエンマムシは、糞や死骸に集まるエンマムシ類の一種です。

ただし、このクロマルエンマムシは樹液を食するため、飼育のエサは調達が容易いです。

一方で、体長が1㎝にも満たない小さな昆虫なので、プラスチックカップに枯葉を敷いて飼育しています。

普通の飼育ケースだと、どこへ行ったかわからなくなるので、小さいカップの方が観察しやすいですよ。

乾燥にも強いようで、霧吹きは3日に1回、エサやりと同時。

この飼育方法で、我が家でも1ヶ月以上元気で過ごしています。

昆虫セリーにガッつくクロマルエンマムシ

エサは高タンパク昆虫ゼリーです。

昆虫ゼリーを変えるだけで飼育できる昆虫の種類が広がります!

高タンパク昆虫ゼリーは白色や透明色が多い

息子との想い出づくりからスタートした昆虫飼育。

せっかく採集した昆虫たちを少しでも長く愛でたいものです。

とはいえ、あまり予算はかけたくないし、手軽に飼い続けたい。

なので、少しだけ予算をかけるのはエサだけにしましょう!

100円ショップでも昆虫ゼリーは売っていますが、これでは昆虫たちに十分な栄養は届けられないのです。

また、一般的な昆虫ゼリーでは食いつきが悪くても、高タンパクの昆虫ゼリーを与えると格段に食いつきが良くなります。

一般の昆虫ゼリーは、カブトムシやクワガタを想定しているのか、樹液に集まる昆虫には適しているかもしれません。

ですが、花の蜜をエサにしているカミキリムシやご紹介したとおりの糞虫などには不評です。

わが家では、大きめのホームセンターのペットコーナーで購入することが多いですが、冬場になると売っていないのでネット購入を利用しています。

ズボらな人間に付き合って、けっして良い飼育環境を与えているとはいいがたいので、せめて食べ物くらいはちょっとイイもの与えてもいいのではないでしょうか。

まとめに:エサやり回数を減らすこと!これがズボら飼育の極意!!

人は1日3食、朝昼晩と食べることが一般的。

ムシたちにも毎日エサをやらなくちゃ!

そう考えるのもわかりますが、自然界では、必ず決まった時間に食事が得られるとは限りません。

私がエサの回数を減らすようにしたのは、その方が長生きしてくれる感じがしたからです。

自然界ではエサが得られない→エサがあれば、無くなるまで食べ続ける→狭いケース内で運動量が減る→栄養過多になる→生存期間が短くなる

こうゆう推察をしたのです。

エサの回数を減らしたことで、昆虫たちも狭い飼育ケースの中でもイキイキと動き回っているように見えます。

もちろん、掃除の回数も減るので、手間が省けてラクができて一石二鳥!

人権ならぬ虫権にも配慮した結果の飼育方法と言ったら、昆虫たちに訴えられそうですね・・・

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