【100均利用】虫屋パパ厳選!安くてホントに使える昆虫採集道具

理科の自由研究

昆虫大好き、くろーるです。

虫好きの息子をもったことで、数十年の時を越えて昆虫採集の日々を送ることになりました。

昆虫なんて素手で採るものと思っていましたが、大人になってみると、何にもまして準備が大事!

道具を揃えることは、捕獲率にも差が出ます。

とはいえ、お父さんのお小遣いでは高級な昆虫採集グッズを揃えることはできません。

そこで、虫屋パパがセレクトした、安くても使える昆虫採集グッズをご紹介します!

もちろん、自分でも愛用しているグッズです!!

100円ショップで揃える昆虫採集グッズ

首から下げるスタイルは昆虫採集の必需品「飼育ケース」

虫が採れたら飼育ケースに入れるというのは当たり前ですね!

この飼育ケースが、今では100円ショップで買えるというのですから驚き!です。

昆虫採集の成果を、肌身離さず持っていたいというのが子供というもの。

飼育ケースを首からぶら下げて、満足感に浸っていただきましょう。

でもでも、虫屋パパとしては、あまり購入しないのです・・・

理由はズバリ!かさばるから!!

昆虫採集をしているスタイル重視でしたら、この飼育ケースをおすすめします。

しかし、ガチで昆虫採集をしようと思うなら、このあとのグッズで持ち運びしましょう。

昆虫たちを傷つけずに持ち帰る「間仕切りケース」

間仕切りケースは、よく薬を分けて保管しておくときに見ませんでしょうか。

“ピルケース”の方が、良く知られているでしょうか。

中が間仕切りで分けられているのは、昆虫どうしが喧嘩をしたりするのを防ぎます。

虫たちを傷つけずに持ち帰れますよ!

間仕切りが外れるものもあるので、昆虫の大きさに合わせて変更も可能です。

なんといっても厚さが薄いので、カバンの中にスッキリ収納できます。

その日の目的に合わせて、大きなものからコンパクトなサイズのものまで選び放題。

昆虫採集が目的じゃないけど、公園には立ち寄るときに便利!

カバンの隅に忍ばせて、おでかけの邪魔になりません。

お目当ての昆虫って、意図しないときに見つけたりするものですから、この間仕切りケースは必需品です。

ただし、換気があまりよくないので、カバン内が高温になってしまわないように注意してください。

大型昆虫を捕獲したときに備えるグッズ「タッパー」

だいたいの昆虫は、先程の間仕切りケースで持ち帰り十分です。

ただ、

今日は本気採りだぜぃ!!

ってときには、サイズオーバーの虫やたくさん採集できたときに備えて、小型のタッパーを用意します。

空気の換気を考えて、事前の角をカットしておくといいですよ。

多少、かさばりますが、飼育ケースよりはかなりコンパクトになります。

間仕切りケースとタッパーで、昆虫の大量ゲットも安心です。

毒や咬みつき対策として「ゴムラバー軍手」

“昆虫は素手で採るもの”って気持ちが今だに抜けない昭和の昆虫ハンター。

とはいえ、

バッタやカミキリに咬まれた~

とか

ウルシにかぶれた~

なんて経験もたくさんしてきたのも昭和の昆虫ハンター。

だからこそ、昆虫採集には軍手が必需品

しかも、手の平部分がゴムになっているラバータイプがおすすめです。

昆虫は小さな繊細な生き物ですので、強く握ってはいけません。

でも、普通の軍手だと滑ってしまうので、うまく採れません。

最悪、握ってしまって昆虫を殺してしまうことも。

その点、ラバータイプは滑りにくく、薄いので昆虫の感触もわかって、力の加減がしやすいです。

毒を持つ昆虫や咬む力の強い昆虫も恐れず捕獲ができます。

クワガタのハサミもビビらずに捕まえられるよ!!

必要な方のみ揃えることもできるグッズ

<トレーシングペーパー>

チョウチョやトンボを傷つけずに持ち運ぶには、三角紙を使います。

三角紙がわりにトレーシングペーパーが利用できますよ。

チョウチョやトンバが専門ではないので、自分ではあまり買いませんが。

<プラスチックコップ>

昆虫の捕獲方法のひとつで、ピートホールトラッブというのがあります。

地中に穴を掘り、そこに入れ物を仕掛けて、落とし穴の要領で昆虫を捕獲するのです。

たくさん仕掛けるほど捕獲率は上るので、安いプラスチックコップが利用されます。

ただ、この方法が短時間ではできません。

少なくとも1晩、できれば数日仕掛けを放置しないと、思うほどの成果は出ません。

というのも、このトラップは主に地中を歩くオサムシやゴミムシを狙った仕掛けだからです。

こちらは、昆虫採集の本気度ももう少し上がってからでいいのではないでしょうか。

<ビニール傘>

ビーティングといわれる昆虫採集方法があります。

木の枝や葉をたたいて、落ちる虫を捕まえる方法です。

この落ちてくる虫を受ける道具としてビニール傘を使用します。

使い方は簡単で、開いたビニール傘を逆さにして、支えのある方を上にします。

逆さのビニール傘に向けて木の枝や葉をたたけば、そこへ虫が落ちるという仕組みです。

この方法ですが、子供と一緒にガチで虫捕りをするときはいいですが、ちょっと恥ずかしいです。

それに、ビーティングで採集する虫は小さなものが多く、かなりの虫好きじゃないと必要性を感じません。

マニア性が増してきたら、お試しあれ。

ホームセンターで売ってます!伸び縮みするコンパクト捕虫網

今回の記事の中でも1・2位を争うおすすめ昆虫採集グッズが、この伸縮自在の捕虫網です。

なんといってもコンパクトに収納できることが、GOODポイント!

カバンの中に簡単に収納でき、移動のときにも邪魔になりません。

間仕切りケースとコンパクト捕虫網があれば、いつでもすばやく昆虫採集スタイルへ!

わが家では、用事の途中で昆虫採集へシフトすることがよくあります。

墓参りの途中、海水浴の途中、散歩の途中などなど。

昆虫採集の予定じゃないから、長い捕虫網や大きなケースは邪魔になるけど、貴重な昆虫をゲットする機会は逃したくないための必須アイテムです。

以前は100円ショップでも売っていたのですが、今は100円では買えません。

それでもホームセンターで1本400円~500円くらいで購入できます。

ネットでも売ってますが、けっこうお高いです。

送料がかからなくて安めなものを探してみましたが、オンシーズンのホームセンターにはかないませんね。

また、お値段が安いだけあって壊れやすいところはデメリットです。

複数本もっておいても損はしません。

捕獲率をアップさせたいなら、捕虫網をグレードアップ!!

安くて伸縮自在、しかも持ち運びに便利なコンパクトな捕虫網をご紹介したあとで、とってもいいにくいですが・・・

捕獲率をアップさせたいならグレードアップさせるべきは『捕虫網』です。

チョウチョやトンボなどの飛翔昆虫はもちろんのこと、甲虫類にも断然有効です。

柄が長く、網の口が広くて、網部分が長くなっている捕虫網がおすすめ。

というのも、安価な捕虫網は振り回しがしやすく、子供に持たせやすいですよね。

小回りも効いて、一見良さそうに思えます。

しかし、だからこそ昆虫たちは素早く逃げてしまいます。

昆虫たちは視覚情報より感覚器から得られる情報で危険を察知します。

空気の流れや光の加減などで敏感に行動しているのです。

性能の良い捕虫網ほど、その行動を抑止します。

また、カミキリムシやゾウムシなどの甲虫類は、高い枝にも多くいます。

長い柄の捕虫網は、枝や葉ごと捕獲することに向いています。

少ない予算で昆虫採集道具を揃えつつ、効率良く捕獲するために、あえてグレードアップするなら捕虫網に決まりです!

捕虫網を買うなら、昆虫道具では安心・信頼の「志賀昆虫」の商品をご紹介してます!!

まとめに:大人になるほどマニア度が高まる昆虫採集

子供が大好きなカブトムシにクワガタ。

網を振って捕らえるチョウチョやトンボ。

確かに、昆虫採集は子供と楽しむには手軽でおすすめです。

子供にいいとこ見せようと、知識を得るほど、昆虫の種類の多さに驚かされます。

奇妙な形、美しい外見と大人だからこそ魅了されるところがたくさんあるのです。

だからこそ、身近なところから昆虫採集を初めて欲しい!

そして、道具は安いものから揃えましょう。

いずれ、子供に代わって昆虫採集好きの大人になれば、道具だって大人買いするようになりますから・・・

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