思わず理科が好きになる!中学生におすすめの科学の本・漫画【12選】

参考書の部屋

科学の力にワクワク!

生物の神秘にドキドキ!

理科はいつでも子供の好奇心を刺激してきたはず。

なのに、いつの頃からか理科が苦手分野になるなんて・・・・残念!

だから、理科の好きな子はもっと理科好きに、そうでもない子供も思わず理科を好きになってしまう!

そんな本・小説・漫画をご紹介します!

中学生の子供が朝読書のために購入し始めたのがきっかけなので、夢中になって手軽に読めるものになっています。

コンセプトは・・・『ワンランク上のかっこいい理系中学生になれる本』です。

すべて読了してますので、理科好き男子くろーるが自信をもってオススメ!

化学を得意にするには「面白い!」と思える雑学から『面白くて眠れなくなる化学』

  • 著者 左巻健男
  • 出版社 PHP研究
  • 発売日 2012年3月16日
  • 定価 1,430円
アンリ・ファーブル
アンリ・ファーブル

世の中は年中見飽きてるくせに、本当の意味をわかっていないことだらけなのだよ。

アンリ・ファーブルといえば『ファーブル昆虫記』が有名ですが、彼は立派な科学者でした。

だから、ファーブルは“日常が科学である”ということを伝える言葉を残しました。

『面白くて眠れなくなる化学』が教えたいことも同じ。

理科の勉強をつまらなくする原因のひとつは、

実験は面白いけど、何の役に立つの??

化学の学習は、元素記号だの化学式だのと抽象的なものになりがちです。

そして、苦手な数学を思わせる計算式があることも。

『面白くて眠れなくなる化学』で書かれているのは、中学校から高校初等に習う化学です。

どれも学校で見たことのある学習・実験なのに、

この実験って、こんなところに役立つの!?

と日常生活との密着性に気づかされることになります。

身近に感じるから面白い!

面白いから、ますます知りたくなる!

化学をどんどん知りたくなるはずです。

4~5ページで、ひとつの内容が構成されているので、読書が苦手でもスイスイ読めます。

学校の朝読書にも適しているのではないでしょうか。

元素は記号じゃない!視覚で覚えよう!『世界で一番美しい元素図鑑』

  • 著者 セオドア・グレイ、ニック・マン
  • 出版社 創元社
  • 発売日 2010年1021日
  • 定価 4,180円

元素といえば覚え方がありましたね。

すいへーりーべ ぼくのふね~

でも、元素記号を覚えても、化学式を作ることに四苦八苦ってことも。

元素をもっと視覚的にとらえることで、元素を身近に感じるために『世界一番美しい元素図鑑』はいかがですか?

図鑑の形式をとって、その元素で構成される鉱物や金属などが掲載されています。

何といっても、ページを開くたびに現れる物体の美しさに心を奪われます。

しかも、表紙をはじめとしたデザインさえも美しく、部屋のインテリアにも最適です。

子供の勉強部屋に置くもよし、リビングのインテリアとして置くもよし、手軽に元素の知識に触れる機会が増えることでしょう。

オススメの科学本の中では、ちょっと高価ですが、誕生日やクリスマスの知的なプレゼントとしてもいいと思いますよ。

この図鑑だけは、紙製を手にとって見て欲しいです!

日常生活の疑問を解決してくれる楽しい物理学!『面白くて眠れなくなる物理パズル』

  • 著者 左巻健男
  • 出版社 PHP研究所
  • 発売日 2018年3月16日
  • 定価 1,540円

とても日常に近いことを知ることができる物理学

ただ、物理の原理を勉強すると難解であることがわかります。

質量と体積って何が違うの?

という難しいことを理解する必要に迫られます。

『面白くて眠れなくなる』シリーズには、『面白くて眠れなくなる物理学』もあるのですが、あえてこの『面白くて眠れなくなる物理パズル』をオススメします。

この本では

クイズ → 回答 → その解説

という構成になっているところがミソ!

興味が持てる課題から読むことで、理解をする意欲を高める仕掛けになっているのです。

真っ暗闇では本当に何も見えないのか?

私はこの話が好きなのですが、結論からいうと「本当の暗闇では何も見えない」が正解なのだそうです。

では、

暗闇に目が慣れてくると物が見えるのはなぜ?

という疑問が湧いてきませんか?

これは物が見える原理が関係しているのですが、長くなるので省きます。

中学生の理科『光』で学習する分野ですが、日常生活にある課題にすることで、わかりやすく身につくようになっているんですね。

これはほんの一例です。

その他にも「こっくりさん」や「ユリ・ゲラー」といった一見、物理学とは反対の非科学分野も解説していますので、ますます興味が惹かれます。

物理の難しい内容を、わかりやすくするだけでなく、頭に入りやすい構成になっているところがお気にいりです。

″移動の自由を捨てた″進化の秘密を知れば植物分野は好きになる!『面白くて眠れなくなる植物学』

  • 著者 稲垣栄洋
  • 出版社 PHP研究所
  • 発売日 2021年2月2日
  • 定価 814円

この記事で紹介が3冊目となる『面白くて眠れなくなる』シリーズ。

『面白くて眠れなくなる』シリーズを読むきっかけをつくった本が、この『面白くて眠れなくなる植物学』でした。

生物好きから始まった理科好きの私ですが、どうも植物には興味をもてずにいました。

だって、植物って動かないでしょ。

でも、『面白くて眠れなくなる植物学』を読んでの結論は、

植物とは″三食昼寝付き”でも生き続ける究極の生物!

自力では動かずに、虫や動物、ときには人間をも利用して、繁殖し成長し生きているのです。

「植物とは、地球上でもっとも進化した生き物だったのか!」と驚かされました。

たんぽぽや菜の花がなぜ集団で咲くのか?

答え:頭の悪いアブたちを利用して受粉するため。

これも働かないための植物の知恵なのです。

詳しい解説が気になる方は、『面白くて眠れなくなる植物学』を読んでくださいね。

将来働きたくないと思っているあなたには、そのヒントが隠れているかもしれませんよ。

漫画・アニメや特撮を科学で検証する『ジュニア空想科学読本シリーズ』

  • 著者 柳田理科雄  藤嶋マル
  • 出版社 汐文社
  • 発売日 2016年10月
  • 定価 1,650円

風の力で変身ってどうするんだろう?

怪獣が来たら地震が起きたりしないかな?

火の玉が手から出たら熱くない?

子供心に思った疑問を、ある意味解決してくれる本です。

そして、ワクワクしていたヒーローにがっかりさせられる本でもあります。

子供の夢を壊すことから始まる科学の本といえるかもしれません。

でも、一番の注目は、アニメや特撮のヒーローやロボットを科学の面から検証するということ。

今は実現できなくても、いつかはできるかもしれないワクワク感があります。

この″ワクワク感が理科を好きになる原動力″だと、私は信じているのです。

日本のロボット研究が二足歩行にこだわるのは、研究者たちが幼いころに見たアニメが「鉄腕アトム」や「ドラえもん」や「機動戦士ガンダム」だったからだともいいます。

『ジュニア空想科学読本シリーズ』は、科学の原点を教えてくれています。

この研究のスタートは、空想科学読本を読んだからです!

そんなノーベル賞を受賞する研究者が出ることを楽しみにしたいのです。

正しく知って正しく怖がる!『怖くて眠れなくなる感染症』

  • 著者 岡田晴恵
  • 出版社 PHP研究所
  • 発売日 2017年3月15日
  • 定価 1,540円

『面白くて眠れなくなる』シリーズのひとつ、そして、今注目の感染症の本です。

人類の歴史は、感染症の戦いだといわれています。

今もなお、たくさんの感染症が撲滅できずにいることも確かです。

それはそのはず。

なぜなら、ウイルスは人間と共存しようとしているからです。

ウイルスも生き物である以上、最大の目的は子孫を残すこと。

地球上で一番反映している生き物に、うまく共生できれば、ウイルスは一緒に生き延びることができるのです。

撲滅されてしまった天然痘ウイルスは、人間との共存に失敗した負け組。

HIVやインフルエンザは、人間との共存を成功させた勝ち組かなのかもしれません。

新型ウイルスは、負け組になるのか勝ち組になるのか?

今こそ読んでいて損はない1冊です。

著者は、テレビでもおなじみの感染症の専門家・岡田晴恵先生です。

これほど注目される前に書かれたとてもわかりやすい本ですよ!

未来の恐竜復活研究者の卵に読んでほしい小説版『ジュラシックパーク』

  • 著者 マイクル・クライトン 訳者 酒井昭伸
  • レーベル ハヤカワ文庫
  • 出版社 早川書房
  • 発売日 1993年3月
  • 定価 990円

ハリウッド映画の巨匠スティーブン・スピルバーグ監督で映画化された作品で、映画を見たという人は多いのではないでしょうか。

その原作こそ、パニック小説の巨匠マイクル・クライトンが書いた『ジュラシック・パーク』です。

ご存知のとおり、最新のテクノロジーで絶滅したはずの恐竜を蘇らせたサファリパークとその混乱と崩壊を描いています。

小説版『ジュラシックパーク』では、映画ではあまり詳しくは語られなかった恐竜復活のプロセスが書かれています。

現在は実現が難しいとされているテクノロジーですが、当時では最先端の研究技術が盛り込まれており、

本当に恐竜が復活するかも!?

と思わせてくれました。

琥珀に閉じ込められた吸血昆虫の血から恐竜のDNAを取り出すことがポイントですが、この理論を利用することでマンモスなどの比較的新しい古代生物などの再生が可能ではないかと研究が続けられています。

小説版『ジュラシックパーク』の注目点はもうひとつ。

小説の中では″カオス理論″と呼ばれる混乱と崩壊の引き金です。

世の中のことは、すべてのことが計画通りに行くなんてことはありません。

ましてやそれが生物ならば、なおさら、予想通りにはいかないことを教えてくれます。

予測不可能だから、生物は進化し、環境に適応してきたのです。

恐竜の復活は計画通りでしたが、恐竜テーマパークの崩壊は予想できなかった出来事。

二つの対比がまた、小説を面白くしているのです。

映画を見てしまった人も、小説版でもう一度興奮してください。

ジュラシックパークの真の姿が見えてきますよ。

地学の知識はパニック小説で学ぶ『死都日本』

  • 著者 石黒耀
  • レーベル 講談社文庫
  • 出版社 講談社
  • 発売日 2008年11月14日
  • 定価 1,210円

物々しいタイトルと思ったあなた!

そう、これは災害をテーマにしたパニック小説なのです。

2002年に第26回メフィスト賞、2005年には第15回宮沢賢治賞の受賞歴のある本格小説ですが、2005年には日本地質学会からも表彰され、地学本としても優れていることを裏付けています。

南九州には約50万年前に噴火したといわれる加久藤(かくとう)カルデラがあります。

鹿児島と宮崎の県境にある霧島連山は加久藤カルデラの名残です。

南九州の縄文人を全滅させたといわれるほど大規模な噴火だったと考えられています。

破局噴火といわれた加久藤カルデラの噴火が、もし現代で起きたら??

その火山噴火シュミレーションの小説が『死都日本』です。

中学や高校で習う地学の知識はもちろんのこと、最新の研究知識も書かれています。

スピード感のある展開とともに、地学の知識がいやおうなく頭をかけ巡ります。

少し分厚い本ですが、長さを感じさせずに進めていけますのでご心配なく。

災害パニック小説という形式なので、本が苦手という中学生でものめり込んでしまう迫力があります。

火山噴火のときの防災知識としても『死都日本』は参考になります。

火山立国に住んでいるからこそ、読んでおきたいものですね。

生物好きが目指す未来がココに!『理系アナ桝太一の生物部な毎日』

  • 著者 桝太一
  • レーベル 岩波ジュニア新書
  • 出版社 岩波書店
  • 発売日 2014年7月18日
  • 定価 946円

とにかく生き物が好き!!

微生物からティラノサウルスまで、生物をこよなく愛する理系中学生に読んで欲しい1冊。

『生物部な毎日』の作者は元日本テレビのアナウンサー・桝太一さん。

桝太一アナは、令和3年に日本テレビを退社、理化学研究所に入り話題となりました。

アナウンサー時代から情報バラエティ番組では、その博学ぶりを披露してきたことは知られた事実です。

理系アナウンサーとして、研究者との二足のわらじを履くことを選んだ桝太一アナですが、その始まりは″虫好きな少年″に過ぎなかったと書かれています。

昆虫好きな少年が、意図せず水性生物の研究を志し、そしてアナウンサーという数奇な(?)運命をたどる道程がエッセイ風につづられているのです。

将来、生き物を見ながら暮らしていけたら・・・

そんな夢をもっていたら、『生物部な毎日』を読めば、今自分に必要な毎日が見えてきます。

″研究者ではなかったからわかる夢を実現するためにやるべきこと″がわかるはずです。

勉強も理科も好きじゃないけど、生物だけは好きな中学生が『生物部な毎日』を読んだ翌日には、机に向わずにはいられない毎日になるかもしれませんよ!

擬人化細胞と体のメカニズムを楽しく学ぶ漫画『はたらく細胞』

  • 作者 清水茜
  • レーベル シリウスKC
  • 出版社 講談社
  • 巻数 全6巻(完結済)

体の仕組みは、意外にも理科のテストでも苦手にしているところが見られます。

出てくる用語もたくさんありますし、同じ物質を分解したり生成したりと難解でもあります。

『はたらく細胞』には、血液の主成分である赤血球・白血球・血小板が擬人化されて登場します。

体で起きるさまざまな現象が、ひとつの事件やトラブルとなってその解決・防止に走り回る漫画なのです。

体のメカニズムを勉強するときに出てくる細胞たちも、たくさん擬人化されて登場します。

用語とキャラクターが一致することで、理科の体の単元にはとても役に立つはずです。

漫画と思って軽く見る事なかれ!

しっかりと頭に人体の知識が入っていきますよ。

アニメもありますが、細かい知識を身に着けるためにも原作の漫画で読んでくださいね!

目に見えない生物・微生物の世界を学ぶ漫画『もやしもん』

自分の身のまわりには、常に目に見えない小さな生き物がいます。

“微生物”といわれる目に見えないはずの生き物が、見える人間がいたら?

普通の人間は、微生物を顕微鏡で見るしかありません。

『もやしもん』の主人公は、自分の目で微生物を見ることができるのです。

微生物好きなら、一度は想像してしまう世界が描かれた漫画なのです。

そんなかわいくも愛らしい微生物がたくさん登場します。

人間に悪さをする細菌がいる反面、酒や納豆・チーズを作る発酵細菌など、普段の生活でもお世話になっている微生物たちもいます。

微生物の働きを勉強することで、理科で出てくる広い分野に対応できる知識が身に付きますよ。

料理と化学の切っても切れない関係を漫画で!『美味しんぼ』

  • 原作 雁屋哲
  • 作画 花咲アキラ
  • 出版社 小学館
  • レーベル ビックコミックス
  • 巻数 111巻

料理漫画の金字塔といえば、この『美味しんぼ』ではないでしょうか?

既巻は111巻にもなっており、休載期間を含みながらも現在も連載中です。

科学と『美味しんぼ』??

イマイチつながらないと思うかもしれませんが、″料理と化学(科学ではないですよ!)は切っても切れない関係″にあります。

料理の味は、元素の組み合わせによる化学反応を抜きには語れません。

調理器具や食材による熱伝導率の違いを理解し、利用してこそ、素材のもつ味を最大限生かせるのです。

そう!料理は化学なんです!!

それだけではなく、『美味しんぼ』では天候や環境問題にも多く触れていますので、これも理科で学ぶ分野。

理科と料理のつながりは、特に前半部分がわかりやすいので、全巻読まなくともチャンレンジしてください。

料理好きな子供こそ、理科をどんどん勉強して、化学の知識を身につけることで、料理の腕を上げて欲しいのです。

それだけではなく『美味しんぼ』の魅力は、料理を通した人間関係にもあります。

理科好きになりながら、コミュニケーション能力も向上するかもしれませんね。

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