1時間半で見どころを逃さず散策!函館観光の名所・元町異人街

地理(日本国内)

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旅に出たい、くろーるです。

坂は函館の魅力。

八幡坂から見下ろす函館の風景は、ドラマやCMでも使われてきました。

幕末に開港された港街のひとつだった函館。

その中でも元町地区は、異国情緒の漂うロマンチックな街並みが魅力です。

函館を代表する観光スポットでもある元町地区を、すべての名所まわる1時間半のコースを紹介します。

これを見たあなたは、このコースのまま廻るだけ!

函館元町散策マップ

函館元町ルートⒶ函館市営駐車場→Ⓑペリー像→Ⓒ旧イギリス領事館

ひとまず車で函館市営駐車場へ行きます。

函館市営駐車場は、市電『末広町』停にも近いので、市電利用でもほぼ同じコースからスタートできます。

すぐ向かいにペリー広場があります。

ペリー広場には、黒船来航150年を記念して建立された「ペリー提督来航記念碑」があります。

1854年の日米和親条約で外国船の補給港として函館は開港されました。

“黒船来航”でお馴染みのペリーも函館へやってきたとは知りませんでした。

歴史の教科書でしか見たことのないペリー像で記念写真。

旧イギリス領事館が、すぐ目の前にあります。

白い外壁に青い扉が印象的な旧イギリス領事館は、洋館らしい情緒に溢れています。

何度か火災で焼失しているそうですが、その度に再建され、函館の有形文化遺産に指定されています。

領事執務室から眺める函館の街並みは、最高に美しいのです。

ここにイギリス領事館が建てられた理由も、きっと美しい街並みが見えるからではないでしょうか。

函館元町ルートⒹ旧相馬邸→Ⓔ八幡坂→Ⓕ大三坂

旧イギリス領事館を出ると、すぐ上には旧相馬邸があります。

函館の豪商・相馬哲平の私邸で、国の重要文化財にも指定されています。

この日は、残念ながら休館だったので、旧相馬邸の前を通過して八幡坂へと向かいます。

八幡坂は、函館・元町地区の名所スポット。

真っすぐに函館湾まで延びる坂と、その先に浮かぶ青函連絡船「摩周丸」とのベストマッチが魅力です。

CMやドラマといった撮影スポットでもあります。

この日は、まだ冬の名残が残る時期のため殺風景ですが、春夏秋冬の景色が映える魅力があります。

八幡坂を横切り、大三坂へと向かいます。

大三坂を登っていくと、元町の教会群が見えてきます。

函館元町ルートⒻカトリック函館元町教会→Ⓖハリストス正教会

大三坂の途中にカトリック函館元町教会があります。

ミサがやってなければ出入りは自由です。

カトリック函館元町教会で最初に目を引くのは、美しいライトブルーの天井。

星を散りばめた青空のような色を見上げてしまいます。

また、両壁にある『十字架の道行き』と言われる彫刻もじっくり鑑賞しましょう。

ローマ法王から送られたという、イエス・キリストの受難から復活までを14枚の場面にして飾られています。

私は見ませんでしたが、カトリック函館元町教会の裏手には「ルルドの洞窟」という聖母マリアの像もあるそうです。

見逃さずに寄ってみましょう。

カトリック函館元町教会を出て大三坂を登りきり、右手へ曲がるとハリストス正教会となります。

この日は、ハリストス正教会ではミサが行われていました。

ミサを見学することは初めてでしたが、とても敬虔な心もちにされました。

聖堂は重要文化財にも指定されているとのことですが、聖堂内にはイエスの像を中心に多くの絵画が描かれています。

知識の無い私にはわかりませんが、キリストの十二使徒のように見えました。

ささやかながら、拝見料として寄付をさせていただきました。

函館元町ルートⒼハリストス正教会→旧函館区公会堂→Ⓗ駐車場へ戻る

ハリストス正教会を出て、道沿いを歩くとたくさんのお店があります。

そのまま歩いていると旧函館区公会堂が見えてきます。

旧函館区公会堂は、保存修理中のため見学はできませんでした。

外装も覆われていたので見えません。残念。

旧函館区公会堂前の元町公園に沿って下っていくと、旧相馬邸→旧イギリス領事館を経て、函館市営駐車場へ戻ってきます。

ここまでの所要時間は、1時間と少し。

旧相馬邸や旧函館区公会堂が見学できたとしても、1時間半ほどで見学できます。

異国の街をブラブラ歩くような、ゆっくり散策を楽しんでくださいね。

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